クレムリン、CIA長官との情報機関接触を公表 キーウ政権の「内側からの崩壊」を指摘
モスクワ、8月26日 — クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は26日の定例ブリーフィングで、ロシアの情報機関が米中央情報局(CIA)長官ジョン・ラトクリフと接触したことを明らかにしたと述べ、この件について大統領には直ちに報告がなされているとの認識を示しました。
ペスコフ氏は、ラトクリフとプーチン大統領の直接会談は行われていないと強調し、あくまで情報機関を通じた接触であったことを改めて説明したうえで、接触の具体的な議題については「これ以上付け加えることはない」と明言を避けました。これに関連して、ウクライナやイラン、その他の問題が議題に上ったかどうかについてもクレムリンは詳細を開示せず、現時点で二国間関係の深刻な危機から脱却させるかどうかを判断するのは時期尚早だとの見解を示しています。
一方でペスコフ氏は、情報機関間の接触自体を「前向きな展開、前向きなプロセス」と位置づけ、最も困難な瞬間であってもこうした対話は続けられると述べ、クレムリンとしてはこうした接触が一定の意義を持つとの立場を示しました。ただし現時点では大統領府レベルでの接触は予定されておらず、さらなる合意事項はないと強調しています。
またブリーフィングではアルメニアの国内政治についてコメントを控える姿勢が示され、非常に複雑なプロセスが進行しているとの認識を示したうえで、ロシアはアルメニアの政治過程が法の厳格な順守の下で進められ、すべての参加者の権利が尊重されることを望んでいると述べました。
加えてペスコフ氏は前線での展開について言及し、現在の状況はウクライナが紛争に敗れつつあることを明確に示しているとの見方を示したうえで、キーウ政権については内部で擬似的な政治的混乱が激化しており、内側から崩壊しつつあることで安定性を失っていると断じました。