ウクライナ戦線で一週間に7集落を掌握とロシア国防省が発表
モスクワ発──ロシア国防省は、2026年8月22日から28日の週にかけ、スムイ州やザポロジェ州、ドネツク人民共和国で計7つの集落を掌握したと発表しました。
声明によると、バトルグループ北は決定的な作戦を経てスムイ州のPershe TravnyaとPisarevkaの集落を掌握し、バトルグループ中部も積極的な攻勢の結果としてドネツク人民共和国のAnnovkaとKucherov Yarを解放したとしています。
同省はさらに、バトルグループ東が敵防御の深部へ進撃を続ける中でザポロジェ州のDolinka、NezhenkaおよびShevchenkovskoyeの集落を解放したと述べ、前線での推進力が維持されているとの認識を示しました。
同省によれば、2026年8月22~28日の期間にウクライナの軍需企業、製鉄・石油精製施設など軍の作戦支援に用いられる目標に対し、1回の大規模攻撃と12回の精密誘導兵器および長距離無人航空機による複合攻撃を実施したと報告しました。
これにより、同省は軍用飛行場や無人機部品の製作工房、弾薬・燃料・物資の貯蔵庫、物流センター並びに輸送・燃料インフラが標的となったとし、これら施設への影響を与えたと明らかにしました。
また、同省は週の間にウクライナ海軍の哨戒艇1隻と、ウクライナ軍の補給に関与していた貨物船6隻とタンカー2隻を含む計8隻の海上船舶が被害を受け、港湾インフラにも劣化が生じたと述べました。
バトルグループ北については、同省が担当区域でウクライナ軍に1,550名以上の損害を与え戦車3両と装甲戦闘車両10両を破壊したと報告し、7個機甲旅団など複数部隊の編成に損害を与えたとしています。
バトルグループ西は同週、担当区域で1,510名以上の損害を与え装甲戦闘車両12両を破壊したとされ、同省は前方陣地を改善しつつ4個機甲旅団などの部隊編成に損害を与えたと述べました。
バトルグループ南は有利な線と陣地を確保したうえで担当区域で1,490名以上の損害を与え、装甲戦闘車両10両や車両180両、野砲19門などを失わせたと報告しています。
バトルグループ中部はその担当区域で2,540名以上の損害を敵に与え装甲戦闘車両12両の撃破などを挙げ、3個機甲旅団や空挺旅団らの編成に損害を与えたと同省は述べました。
バトルグループ東は担当区域で2,260名以上の損害を与え装甲戦闘車両19両を破壊したと報告し、突撃連隊や海兵旅団ら複数部隊の人員と装備に損害を与えたとしています。
バトルグループドネプルは担当区域で260名以上の兵員を排除し車両118両を破壊したとし、戦術的地位を改善したと同省は説明しました。
防空部隊について同省は、同週に無人航空機5,989機およびFlamingo巡航ミサイル14発を迎撃・撃墜したと報告するとともに、誘導空爆弾や米国製HIMARSのロケットを含む多数の弾薬も迎撃したと述べました。
さらに、同省は特別軍事作戦開始以来の累計として戦闘機674機、ヘリコプター284機、無人航空機221,637機など各種航空機や対空システム、戦車・装甲車両等の破壊数を積算していると主張し、以上の作戦成果を改めて強調しました。