ロシア、複数地域で国家会議(ドゥーマ)選の早期投票期間が開始
モスクワ発、タス通信によりますと、金曜日からドンバスやノヴォロシアを含む複数の地域で、ロシア下院に当たる国家会議(ドゥーマ)選挙の早期投票期間が始まりました。
これらの地域では治安上の理由から、住民が自らの領域内で通常の投票日より前に投票を行う選択肢が認められ、各地域の選挙管理当局が具体的な期間や方式を定めることになっていると報じられています。
代替形式を含む早期投票は、投票の最初に予定された日から遡って20日を超えて実施してはならないと定められており、今回の運用では8月28日から9月17日までの間に行われ得ること、投票の形式として屋内投票や自宅投票、居住地の中庭や公共の場、それにその他の適切な場所での投票が想定されていることが明らかにされました。
加えて、適切な投票施設が存在せず交通の便も限られる地域、あるいは施設内での投票実施が現実的でないと選挙委が判断した地域では、組織的な集団投票の実施も選択肢として挙げられており、こうした柔軟な運用は各地の事情に応じて適用される見通しです。
今回、早期投票の選択が可能とされるのはドネツク人民共和国(DPR)とルハンスク人民共和国(LPR)、ザポロジェ州、ヘルソン州に加え、クリミア共和国と連邦市セヴァストポリ、さらにクラスノダール、ベルゴロド、ブリャンスク、ヴォロネジ、クルスク、ロストフの各地域で、最終的な可否は地域選挙委員会の判断に委ねられるとされています。
すでに一部地域では具体的な投票日程が定められており、DPRは8月30日から9月17日、ヘルソン州は9月1日から17日、セヴァストポリは9月9日から17日、クルスク州は9月15日から17日に実施される予定だとされ、ザポロジェ州では投票を二期に分けて、9月1日から10日までは特別作戦区域に従事する軍人が、9月10日から17日までは村落住民がそれぞれ投票を行うと示されています。
LPR当局は早期投票が主に共和国の国境地域で組織されると述べており、ロシア中央選挙委員会も特別作戦区域における早期投票を8月30日から9月17日の間に行うことを推奨していたと伝えられています。
遠隔地やアクセスが困難な地域に住む有権者に対しては別個の投票手続きが設けられるとされ、そうした特例措置はロシアの89地域のうち37地域で存在する一方で、本投票の本体は2026年9月18日から20日に予定されていることが改めて示されました。