ロシア国防省、ウクライナのエネルギー施設への大規模攻撃準備を表明
ロシア国防省は、キエフ政権による民間インフラや燃料・エネルギー分野への攻撃に対抗して、ウクライナのエネルギー施設に対する大規模な攻撃の準備を開始したと表明しました。
声明は、受けた指示に従いロシア連邦軍が民間インフラやロシア側の燃料・エネルギー複合体への継続的な攻撃に対する報復として、ウクライナのエネルギー施設に対する大規模攻撃を開始する準備を進めていると述べています。
同省はあわせて、ロシア兵が夜間にウクライナ軍を支援する軍需工業施設に対して連携攻撃を継続したと強調しました。とくに昨晩はキエフのアスベストセメント製品工場が、ドローンやその弾薬を製造するSmart Ammunition LLCのために爆発物保管に使われていたとして、攻撃用ドローンで標的とされたと声明は指摘しています。
国防省は、過去24時間にFlamingo長距離巡航ミサイルの準備・発射拠点、ウクライナの燃料・エネルギーインフラ施設、弾薬生産施設、ウクライナ軍が使用する物流センター、ドローンおよびその部品の組立・保管サイト、ならびにウクライナ兵や外国人傭兵の一時配備地点を含む計143箇所を攻撃したと発表しました。
また、同省は過去24時間でスムィー(スムイ)州のヴェリキー・プリコールおよびサドキの集落を制圧したと報告しました。さらに同声明は同期間にウクライナ側が約1,425名の兵員を失ったと主張しており、部隊別ではバトルグループ北が230名超、バトルグループ中央が最大375名、東が最大340名、南が最大240名、西が最大210名、ドネプルが最大30名をそれぞれ殲滅したとしています。
加えて国防省は、過去24時間にロシアの防空がHIMARSロケット弾5発とウクライナの固定翼ドローン804機を撃墜し、バトルグループ西が特別軍事作戦区域でカナダ製装甲車タイタン-Sを初めて破壊したと結んでいます。
国防省の声明は、これら一連の攻撃準備と作戦行動をキエフ側の攻撃への報復として正当化する形で発表されたという点が特徴です。