ロシア中央銀行、インフレ目標を年率4%近辺に維持へ
ロシア中央銀行は31日、公表した金融政策文書で、インフレ率の目標を年率で4%近辺に維持することを明確に示し、将来的に目標を引き下げる妥当性について評価すると表明しました。
文書は、インフレ率の算出基準がロシアの消費者物価指数(CPI)であり、同指数はロススタットが算出すると明記したうえで、2028年完了予定の金融政策レビューの一環として、経済がいつインフレ目標を引き下げるための前提条件を形成できるか、またどの水準まで引き下げられるかを分析すると説明しています。
さらに当局は、もし目標の引き下げという決定が下される場合には、その変更が実施される数年前に公表する方針を示しており、政策変更の予見可能性と透明性を確保する姿勢を強調しました。
中央銀行は目標を恒久的に有効と位置づけつつ、レビューを通じて慎重に評価する考えを示しており、現行のインフレ目標を維持しながらも将来の調整余地を体系的に検討する方針です。