インド、FY27第1四半期の実質GDPが7.8%成長――モディ首相は「途方もない偉業」と称賛
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インドの実質国内総生産(GDP)はFY27年4〜6月期に前年同期比7.8%成長し、首相ナレンドラ・モディはこの結果をX上で「途方もない偉業」と表現しました。モディ首相は、原油価格ショックやサプライチェーンの混乱、世界的な不確実性といった逆風を挙げつつ、それでもなおインド経済が結束力と回復力を示した成果だと強調しました。
統計・計画実施省(MoSPI)が月曜日に公表した最新推計によりますと、実質GDP(不変価格)はQ1 FY27で₹81.36 lakh croreとなり、前年同期の₹75.46 lakh croreから増加し、実質付加価値(GVA)は前年同期の₹68.21 lakh croreから₹73.82 lakh croreへと上昇して8.2%の成長を記録しました。名目ベースではGDPが10.3%増の₹88.27 lakh crore、名目GVAは11.5%増の₹80.53 lakh croreとなっており、物価や収入の面でも拡大が確認されています。
製造業は依然として経済成長の主要牽引役となっており、資本財生産が前年同期比15.2%増、電気機器の製造が27%成長、コンピューター・電子機器・光学製品の生産も12.4%増と顕著な伸びを示しました。こうした生産面での強さに加え、財・サービスの輸出が25.8%増、輸入が30.5%増という対外取引の拡大や、運輸用製品の輸出が52.2%急増、機械・設備の輸出が31.9%増といった分野別の伸びも寄与していることが明らかになっています。
内需面の指標も堅調で、四輪・商用車の販売がそれぞれ増加し、具体的には商用車が18.3%増、三輪車が29.7%増、乗用車登録が15.9%増、貨物輸送用車両の登録が20.1%増と、輸送関連需要の旺盛さが国内需要を下支えしていることが示されました。こうした需要の広がりは生産と輸出の拡大と連動しており、成長の裾野が比較的広いことを示唆しています。
今回の最新推計は、MoSPIが2026年2月に基準年を2022–23年とする新たな国民経済計算シリーズを導入した後の初期の公表であり、新シリーズでは製造業GVAに対して産出と中間消費をそれぞれ関連する生産者物価指数で別々にデフレートする二重デフレーション方式を採用するなど、方法論の更新が反映されています。MoSPIはまた、四半期GDP推計がベンチマーク‑指標方式で編纂され、関連指標を用いて前会計年度の推計を外挿していると説明するとともに、追加データや情報源機関の改訂に伴い推計が修正される可能性があることに留意を促しました。
次回の四半期GDP推計は7〜9月期を対象として2026年11月30日に公表される予定で、今回の結果は、政府関係者の評価と経済指標の整合性を巡る注視が今後も続くことを示唆しています。モディ首相が成長を「偉業」と位置づけた背景には、外的ショックにもかかわらず内需と製造業の強さで成長ペースを維持したという政権の説明があり、今回の数字はその説明を裏付ける形となっています。