憲法裁判所、ズマ氏とムベキ氏のカンペペ判事忌避申請を却下
憲法裁判所は、元大統領ジェイコブ・ズマ氏とタボ・ムベキ氏がシシ・カンペペ判事のTRC事件調査における委員長職からの忌避を求めた審査申請を却下しました。裁判所の判断により、当該申請は認められないとの結論が示され、TRC(真実和解委員会)事件の調査体制は維持される見通しです。
両元大統領側は今年初めに南ハウテン高等裁判所で争い、カンペペ判事がかつてTRCの委員および副国家公訴局長を務めていた経歴を根拠に偏見の可能性が高いと主張していましたが、ムベキ氏の法的代理人である弁護士ングワコ・マエネチェは、過去の調査関連の関与が現在進行中の手続きに影響を及ぼす懸念を訴えたものの、憲法裁判所はその主張を退ける判断を下しました。
判決は憲法裁判所のリオーネ・セロン判事が言い渡しており、審理の経過や提出された主張を踏まえて、手続的な公平性と調査の継続性を重視した結論に至った形です。生中継での判決言い渡しが行われたこともあり、司法手続きの透明性が保たれたとの見方が示されています。
TRC事件調査の広報を務めるライオネル・アデンドルフは、裁判所の決定を歓迎すると述べ、2003年以来、TRC事件の起訴を妨げようとする努力や試みがあったかどうかを判断するという司法委員会の職務は順調に進んでいるとの認識を示しました。これに関連してアデンドルフは、今回の判決によりTRC事件調査は業務を継続し、元大統領二人に対して何が起こっていたのかを理解するための協力を求めることができると説明し、申請却下が調査の目的達成につながるとの見通しを示しました。