パワー・オブ・シベリア2の供給条件、対中政府間委で協議へ
ロシア副首相アレクサンドル・ノヴァク氏は『ヴェスチ』番組で、パワー・オブ・シベリア2に基づくガス供給のルートと商業条件が金曜日に開催される両国の対中貿易・経済関係発展に関する政府間委員会で議論されると明らかにしました。
ノヴァク氏によれば、現在ガスプロムと中国国営石油会社(CNPC)の間で年間500億立方メートルの供給条件や想定ルート、そして商業条件についての協議が進められており、こうした社内協議を経て改めて政府間の場で詰めの議論を行う形ですと述べ、明日には丁薛祥・国務院副首相とともに政府間委の会合を開いてこの議題を取り上げる考えを示しました。
交渉の焦点は、モンゴルを経由してロシアから中国へ敷設されるルートの確定と、年間最大で500億立方メートルに達しうる供給能力を前提とした価格や決済、供給保証などの商業的枠組みの詰めであり、昨年のプーチン大統領の訪中を受けてモスクワと北京が合意した法的拘束力のある覚書の実施に向けた詳細詰めも併せて議題に上るとみられます。
こうした政府間の公式な協議は、極東経済フォーラムがウラジオストクで開催されているタイミングで行われており、今回の議論は覚書の履行に向けた実務調整の色彩を強めるものと言えます。