ゴーテング州の看護危機、DENOSAが1か月で是正を要求
南アフリカ・ゴーテング州で、民主看護組織(DENOSA)は来月までに州保健局が看護職員の不足を解消するよう正式に要求しました。
同組合は、看護職員の増員に加え、代行で執務する管理職ポジションの縮小と医療インフラの抜本的改善を州保健局に迫るとともに、病院や診療所へ医療機器や薬剤を十分に供給し、医療従事者が質の高いサービスを提供できる体制の構築を強く求めています。
同組合のゴーテング支部長であるボンガニ・バンダ氏は、期限までに懸念が解消されない場合には組合の要求を満たすために抗議行動を行うと明言し、こうした強硬姿勢の背景には現場の慢性的な人員不足とそれに伴う労働環境の切迫があると指摘しました。
バンダ氏は現状の具体例として、一般病棟で1人の看護師が1回のシフトで40人以上の患者を担当するケースや、助産師が分娩中の女性を約8人以上担当する事例があり、診療所ではさらに状況が深刻化していると説明し、これらは人員配置が著しく不十分であることに起因していると述べました。
また、バンダ氏はリーダーシップの不安定さにも警鐘を鳴らし、最高経営責任者(CEO)など主要な執行管理職の欠員率が依然として高く多くの職務が代行で執られている点が組織運営や人員配置に悪影響を与えているとの認識を示しました。
DENOSAは1か月という短期間での具体的な改善を求めており、州保健局がどのような対応を示すかが今後の焦点となっています。