ホーム ブラジル ドル5.089レアルまで下落 原油高と海外資金流入で株高、Ibovespaが5月以来高水準

ドル5.089レアルまで下落 原油高と海外資金流入で株高、Ibovespaが5月以来高水準

ドル5.089レアルまで下落 原油高と海外資金流入で株高、Ibovespaが5月以来高水準

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ブラジル市場でドルが一段と下落し、株価は5月以来の高水準に達した。原油高を背景にペトロブラス株が買われ、海外からの資金流入も続く一方で、燃料高がインフレや成長への懸念を呼び起こしている。相反する力が同時に働くこの局面、次に何が動くのか――この動きが意味するものとは。

ドルはR$5.089まで下落、原油高と国内資産の動きで株価は5月以来の高水準

火曜日のブラジル市場では、地場資産の動きと中東情勢の緊迫化に伴う原油高を背景に、ドルが顕著に下落し、スポット取引の終値はR$5,089となって1か月ぶりの最安値を記録しました。

当日の取引では、ドルのスポットが日中に最大R$5,1289、最小R$5,0713の間で推移し、終値は前日比で0.79%の下落となったほか、これは8月7日にR$5,084で取引を終えて以来の水準であったということです。

この結果、ドルは2026年の年初来で合計7.28%の下落となり、9月の最初の5取引日だけで1.82%の下落を記録しており、8月に見られた2.16%の上昇を受けた反動も示唆されています。

一方で株式市場は強含みとなり、主要指数のIbovespaは1.20%上昇の187,366.84ポイントで取引を終え、5月4日以来の高水準をつけ、セッション中には一時189,487.70ポイントまで上昇しました。

指数で比重の大きい銘柄では、原油高に連動してペトロブラスの株価が上昇し、優先株が2.08%高、普通株が2.36%高となったほか、B3のデータでは9月序盤の海外からの純流入がR$3.9ビリオンに達しており、外国人フローが依然としてポジティブであるとの見方が出ています。

国際原油市場では、中東での緊張とサウジアラビアのエネルギー関連施設への攻撃を受けて先物価格が上昇し、ブレントは0.9%高の1バレル当たりUS$97.92、米国指標のWTIは1.7%高のUS$93.03で取引を終え、ブレントは7月23日以来、WTIは6月以来の高値となりました。

今回の攻撃はサウジアラビア南部の都市やエネルギー関連施設を標的とし、供給やペルシャ湾周辺の輸送中断への懸念を強める一方で、日中に付けた上げ幅の一部は、燃料価格上昇がインフレや金利、世界経済成長に与える影響への懸念から剥落する場面も見られました。

総じて、原油価格の上昇がリスク資産の支援材料となる一方で、燃料高がもたらすマクロ懸念が相殺要因として作用しており、短期的には為替と株式の振幅が続く可能性があるという現状が改めて鮮明になった形です。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年9月9日
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