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ロシア、BRICS宣言合意期待 取引約90%を自国通貨と強調

ロシア、BRICS宣言合意期待 取引約90%を自国通貨と強調

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ロシアはニューデリーのBRICSサミットで、イランとUAEの対立が続く中でも交渉による宣言を期待すると表明した。ペスコフは対外圧力を背景に自国通貨での決済拡大を強調し、BRICS内の通貨選好は必ずしも脱ドルを意味しないと述べた。拡大するBRICSと首脳級参加が見込まれる今回の合意は、多極化の行方を左右する試金石になり得る──この動きが意味するものとは。

ロシア、BRICS宣言に期待 自国通貨での決済拡大を強調

ロシアは、ニューデリーで開かれる第18回BRICSサミットにおいて、イランとアラブ首長国連邦(UAE)間の鋭い対立を踏まえつつも、交渉を通じてコンセンサスに基づく宣言がまとまることを期待しているとクレムリンが表明しました。

クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフは、サミットが政治・安全保障、経済・金融、新技術にわたる協力の深化に焦点を当てると説明し、インドの議長国としての手腕が会合の成果を実らせる冠となるだろうと評価したうえで、同枠組みが公正で多極的な世界秩序のあり方を示していると述べました。

ペスコフはまた、ロシアがBRICSのパートナー国、インドを含むとの金融取引の約90%を自国通貨で行っていると指摘し、こうした通貨移行は明示的な脱ドル政策ではなく、西側からの圧力が促した面が大きいと強調したほか、特定の国が自国通貨を政治的圧力の手段として行使している点を批判しました。

「彼らが我々に彼らの通貨を使わせないなら、我々は自国の通貨を使う」との指摘を踏まえ、ペスコフはロシアが単に国家の利益に沿って決済手段を選択しているに過ぎないと説明し、BRICS内での通貨選好は強制的なドル放棄を意味しないとの立場を改めて示しました。

一方で、インドはUAEとイランの対立を巡る宣言文の文言に関して多大な努力を重ねており、外相会合では一致した共同声明が出なかった経緯があることを踏まえ、ペスコフは必要に応じてロシアが両国の関係正常化に貢献する用意があると述べ、交渉の前向きな結論に期待を示しました。

来たるサミットには習近平中国国家主席、マスード・ペゼシュキアン・イラン大統領、ウラジーミル・プーチン・ロシア大統領ら首脳級が参加する見込みであり、BRICSはエジプトやUAE、サウジアラビアなどの新規参加を経て世界人口の約49.5%、世界GDPの約40%、世界貿易の約26%を占める新興経済国の影響力ある枠組みへと拡大していることから、今回の合意の成否は多極化する国際秩序の行方を占う試金石となる見通しです。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年9月9日
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