第89条弾劾委、証拠責任者の任命手続きを裁判結論まで保留
第89条弾劾委員会は、タンダザニ・マドンセラ氏への推薦撤回を巡る法的争いの行方を見極めるため、新たな証拠責任者の任命手続きを一時的に保留しました。裁判の結論が先決であるとの判断から、手続きは当面停止される形です。
委員会が保留を決めた背景には、経済自由戦線(EFF)とアフリカ法律専門職協会の双方がウェスタンケープ高等裁判所に訴訟書類を提出し、推薦撤回の決定に対して異議を唱えたという事実があり、これに関連して委員会側も反対の書類を提出することで法廷での争点を明確にする方向で対応しています。
議長のマカシュレ・ガナ氏は、委員会内で多数派が任命延期で合意に達したと説明し、「裁判での争いの結果を待ち、その点に関して最初の判決が下された後に証拠責任者の任命を再開する。したがって、これは合意であり、採決にかける必要はない」と述べ、まずは司法判断を踏まえて手続きを進める姿勢を示しました。
これにより、委員会は当面、任命に関する最終的な手続きを進めず、法廷での初期判断が下されるまで事務的な停止状態が続く見通しとなっており、関係各所は裁判の進行を注視する構えです。
ビデオ:弾劾委員会がEFFの法的申し立てを検討