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ロシア中央銀行、政策金利を年率14%に据え置き
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ロシア中央銀行は11日、理事会後の声明で政策金利を年率14%に据え置くと発表し、ここ数ヶ月で物価押し上げ圧力が大幅に高まっていると指摘しました。
当局は、インフレとインフレ期待の動向および国内外の情勢がもたらすリスクの分析に基づいて今後の政策金利を判断すると述べ、基調的な物価上昇が年率換算で5〜6%に加速していると明らかにしました。
リリースは、こうした基調的インフレの加速について主に一部の部門での生産能力の一時的な低下が影響していると説明し、これらの影響が薄れ、総需要が緩やかに増加するにつれて基調的インフレは再び低下に向かうだろうと見通しを示しました。
同時に、2026年9月7日時点の年間インフレ率は6.3%であったと報告しており、世帯や企業、金融市場参加者のインフレ期待が多様に変化しつつも依然として高水準にあるため、期待の高さがインフレの持続的な鈍化を阻害する可能性を当局は懸念しています。
高頻度データによれば、2026年第3四半期の経済は全体として緩やかなペースで成長しており、消費者需要の伸びは鈍化しているものの依然として高水準であり、投資活動は2026年初めの水準と比べて回復が続いているとリリースは伝えました。
労働市場については逼迫感が徐々に緩和しており、調査結果は人手不足が引き続き減少していることを示しているとし、賃金上昇は鈍化して労働生産性の伸びと徐々に収斂しているもののその差は依然大きいと当局は指摘しました。失業率は歴史的に低水準に近い水準にあるものの、ここ数ヶ月でやや上昇しているとしています。
金融環境はやや引き締まっていると評価され、金利は市場の各セグメントで多様に変化する一方、インフレ期待の動向を踏まえると実質ベースでの総合的な引き締まりはわずかに緩和していると中央銀行は述べ、非価格的な銀行融資条件が依然として厳しい点を強調しました。
貸出活動はここ数ヶ月高水準で推移しており、主に企業部門がけん引しているとされ、消費者ローンのポートフォリオも緩やかに拡大しているものの、家計の貯蓄志向はやや低下したとはいえ依然高い水準にあるとのことです。
中央銀行は、物価上昇を助長するリスクが増大しており中期的にはデフレ圧力よりもプロインフレリスクが優勢であると結論付け、主なリスク要因として国内需要の増加と一部産業における生産能力の長期的な縮小による需給の不均衡、高止まりするインフレ期待によるコストから価格への転嫁、賃金上昇が生産性の伸びを長期間上回る可能性、そして世界経済見通しの悪化や地政学的緊張の中での世界的な物価圧力の高まりを挙げています。
最後に、中央銀行は7月の基準シナリオとして構造的一次財政赤字の段階的縮小を想定し2029年にゼロとする見通しを示しましたが、政府が新たな中期予算見通しを下院に提出した後の10月の予測で財政政策のパラメータがさらに詳細化されるとし、もしより高い構造的一次財政赤字を想定する見通しが示されれば、基準シナリオで想定されたものよりも引き締められた金融政策スタンスが必要となる可能性があると付け加えました。