プーチン大統領、モディ首相と会談しインド訪問を本格始動
プーチン大統領は11日、ニューデリーのBharat Mandapamで開かれるBRICS首脳会議出席に先立ち、ナレンドラ・モディ首相と二国間会談を行い、公式なインド訪問を本格的に開始しました。
初日の行程は、BRICS首脳会議本会合に向けた調整を主眼としており、両首脳はまず二国間協議を行い、これを経て同ブロックの他の参加国首脳との個別のやり取りにも時間を割く形です。会場では工業見本市「Innoprom」がインドで初開催となっており、プーチン大統領とモディ首相は間もなく同展を視察する予定で、現地での展示を踏まえた議題の擦り合わせも行われる見通しです。
会談の位置付けは形式的にはBRICS出席準備ですが、開催地での産業展示の存在が経済協力や技術連携といった具体的な協議を促す役割を果たしているとの見方が強まっています。こうした動きは、両国の定期的な意思疎通の延長線上にあり、直近では8月末にビシュケクで開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議に伴う会談を経て今回の協議に臨んでいる点や、プーチン大統領が1年足らず前にニューデリーを国賓訪問している事実が、協力関係の維持確認という意図を裏付けています。
今回の二国間協議の積み重ねは、BRICS内での議題形成や域内協力の方向性に一定の影響を与える可能性が高いとみられます。