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PF報告 バンコ・マスター元オーナー関連組織 捜査情報不正アクセス 国際機関接続の痕跡

PF報告 バンコ・マスター元オーナー関連組織 捜査情報不正アクセス 国際機関接続の痕跡

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

バンコ・マスター元オーナーに関係する「秘密組織」が、連邦検察・連邦警察の内部システムだけでなくインターポールやFBI相当の情報にまでアクセスした痕跡がPF報告書で示された。164ページに及ぶWhatsAppの記録や月額支払いの証跡、退職警察官らが関与した私兵的な構造の存在も指摘されている。逮捕や不可解な死が相次ぐなか、この一連の侵害は何を示しているのか。

バンコ・マスター元オーナーに関連する秘密組織が捜査情報へ不正アクセス、インターポールやFBI相当機関への接続も示唆

今年2月付の連邦警察(PF)報告書は、バンコ・マスターの元オーナーであるダニエル・ヴォルカロに関連するグループが、連邦検察庁(MPF)や連邦警察官専用の内部システムのみならず、国際刑事警察機構(インターポール)や米国のFBIに相当する情報へもアクセスする証拠が示されていると指摘しており、同報告書はオペラション「コンプライアンス・ゼロ」を担当するSTF判事アンドレ・メンドンサに送付された形です。

PFの文書は、問題の構造を「A Turma(その一党)」と称し、この組織がヴォルカロが維持していた並行的な監視網と民兵的私兵、そして私的強制の仕組みであると位置付けており、構成員の一人としてフェリペ・モラン(通称『シカリオ』)の名を挙げたうえで、同文書には164ページに及ぶWhatsAppの会話再現やスクリーンショットが添付されていると報告しています。

報告書によれば、ヴォルカロは『トゥルマ』を維持するために月額100万レアルを支払っていたと記録されており、PFはシカリオがMPF、PF、州警察、中央銀行などで進行中の秘匿手続きに継続的かつ不正にアクセスするために雇用されたと断定しており、捜査官らはこうした照会が第三者の職務用ログインの利用や機関内部での無許可照会として実行されていた具体的な痕跡を示しています。

具体例として、報告書は2024年2月15日にヴォルカロが特定の連邦警察内捜査について質問をシカリオへ転送した事実を挙げ、40分後に退職した連邦警察官マリルソン・ロセノ・ダ・シルバの音声が返信として送られ、録音では『既にトロパに連絡を取り、ダニエルの要請には特別に配慮する』と述べる場面が再現されており、PFはマリルソンがMPFのシステムに対する不正アクセス権を有していたことを付記しています。

PFは内部監査の結果、少なくともミナスジェライス州ジュイズ・デ・フォラの警察署から不正アクセスが発信されていたことを特定するとともに、明確な証拠として2025年9月15日付のスクリーンショットを提示し、『トゥルマ』が連邦警察の公式司法警察システムePolへアクセスしていたことを立証しており、さらに報告書はFBIやインターポールといった国際機関へのアクセスの痕跡さえ示されていると強調しています。

インターポールに関してPFは国内の同機関に照会した結果、問題の画面表示はインターポールが提供する検索メカニズムと一致しないとの回答を得たものの、他国のシステム経由でダウンロードされたデータを介した照会の可能性を排除できないとしており、PFは『いずれにせよブラジルの利用者によるものではないと推測できる』との見解を報告書に記しています。

捜査はまた、BRB(ブラジリア銀行)とマスター間の取引やマスターの不正な金融証券購入を巡る手続に頻繁な照会が行われ、『BRB AND MASTER』といった用語で関連手続きを洗い出す試みが繰り返されていたことを確認しており、中央銀行はマスターを2025年11月18日に清算した背景として深刻な流動性危機と規則違反の重大事例を挙げています。

BRBがマスター救済の過程で関与した結果、公的銀行側に生じた損失は88億レアル規模に達し、中央銀行はBRBへの売却を阻止したとされる一方で、PF報告書はヴォルカロと中央銀行の一部役員との間に不正関係が存在した可能性を指摘しており、これらの経緯が金融システムの安定性と公的資金の運用に深刻な影響を与えたと示唆しています。

捜査の進展としては、コンプライアンス・ゼロ作戦がMPFの要請で2024年初めに始まり、関連する関係者としてマリルソンは2026年3月4日に第3フェーズ作戦でベロオリゾンテで逮捕され、フェリペ・モラン=シカリオも逮捕されたものの拘留中に自殺未遂を起こし、二日後に死亡したと報告書は記しており、ダニエル・ヴォルカロ自身は2025年11月に一度逮捕され、その後もSTFの命令で2026年3月に再逮捕され、現在も身柄を拘束されている状況です。

PFは文書中で、ヴォルカロが法的手段を通じて捜査記録へアクセスする方法を取れた可能性を認めつつ、『しかし彼は不正の道を選んだ』と指摘し、その理由としてシカリオが指揮する私兵的な組織に退職した連邦警察官らが顕著に参加していた点を挙げており、PFはこうした構造が国家機関の機密情報を組織的に収集・悪用することを通じて、特定人物を圧迫し黙らせることを目的としたと詳述しています。

今回の報告書は、金融機関の監督責任を担う中央銀行や検察・警察の捜査機能に対する不正アクセスと内部協力の存在を浮き彫りにしたうえで、組織的な情報窃取と暴力的な私的権力行使が結び付いた事案が明らかになったことを示唆しており、今後は関係当局による追加捜査と内部統制の強化、また金融監督の透明性確保が求められるという見通しです。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年9月12日
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