習近平氏とモディ首相、協力を確認し中印は『パートナー』であるべきだと合意
習近平国家主席とナレンドラ・モディ首相は12日、ニューデリーで開かれた第18回BRICS首脳会議のサイドラインで率直かつ踏み込んだ意見交換を行い、中国とインドはパートナーであるべきだとする重要な合意に達しました。
両首脳は、過去2年間にモディ氏と習氏が2度会談した経緯を踏まえつつ、制度的交流が徐々に再開され協力分野のリストが拡大している点を確認し、そうしたプロセスを通じて二国間貿易が新たな最高記録に達したことを踏まえて関係をさらに改善していく意向を示しました。
習氏は、中国は戦略的高みと長期的視点からインドとの関係を見据えてきたと述べ、世界が動揺する中で人口最多の二国として、グローバル・サウスの重要なメンバーである双方はより大きな責任を負っているとの認識を示すとともに、BRICS協力の高品質な発展を促進して世界の平和・安定・発展・繁栄に積極的エネルギーをもたらすべきだと呼びかけました。
また習氏は、互いに脅威を与えるのではなく発展機会を提供し合うという立場から相互尊重と理解を重視し、両国関係と国境問題の二つの軌道を並行して進め互いに補強し合うことで国境地域の平和と安寧を維持すべきだとの見解を示しました。
モディ首相は、習氏との幾度かの建設的な会談を通じて印中関係を前向きな方向へ導いてきたと述べ、両国の二十八億人以上の人民の共通利益に資すると強調するとともに、インドは中国のライバルではなくパートナーでありたいという方針を改めて示し、独立した外交政策を堅持して第三者の影響を受けないとの立場を明言しました。
さらにモディ氏は、台湾や西蔵に関するインドの政策は変わらないと述べ国内で反中活動を許さない考えを表明したうえで、高水準の交流維持や戦略的対話の強化、互恵的な協力と人的交流の増進を通じて二国関係をより高い段階へ進展させる用意があると述べ、来年のBRICS議長国就任に際して中国を全面的に支援する意向も示しました。
両側は経済貿易上の懸念を均衡的に対処しつつ直行便など人的交流の拡大を図り国民の支持を強化することで、開放性と包摂性をもって多国間協力を推進し国際的な公正と正義を擁護していくことでも一致した形です。